2月18日(日)修道館おいて行われました昇段試合で当クラブ正会員の松本義和さんが見事2連勝し、五段に昇段されました。
松本義和さんは高校生の時、視力に障害が発症し、20才の時に両目の視力を失われました。翌1983年大阪府立盲学校に入学し、柔道と出逢い始められました。その後そのハンデを乗り越え、2000年シドニーパラリンピック100kg級3位。2004年アテネパラリンピック100kg級出場。2008年第23回全日本視覚障害者柔道大会100kg級優勝。そしてその後も数々の輝かしい戦績を残されています。しかしその戦績に至るまでには人知れぬ努力があったものだと思います。まさしく努力の賜物だと思います。本当に本当に五段昇段おめでとうございます。
以下 松本義和さんのコメントです。
「柔道を始めて以来、数多くの先生方や先輩方から指導を受け、多くの方々と稽古をしてきました。これからは、後進への指導を通し、少しでも恩返しをしていきたいと思っております。そして自らも稽古に励み、より一層心技体の鍛錬に努めたいと思います。」